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引越しの訪問見積もりは部屋が汚くても大丈夫?片付けた方がいい理由と汚い部屋のデメリット

更新日:2023/06/27

引越しの訪問見積もりは部屋が汚くても大丈夫?片付けた方がいい理由と汚い部屋のデメリット

引越しが決まると業者から見積もりを取ることになりますが、正確な見積もり金額を知るためには「訪問見積もり」を行うのが一般的です。

訪問見積もりを行う際には、基本的に部屋は片付けておくのが理想です。

なぜなら、部屋が汚いままだと、見積もり料金が高くなってしまう傾向があるからです。

そこで今回は、引越しの訪問見積もりの際は部屋を片付けたほうがよい理由や、訪問見積もりをしなくても見積もりを取れる方法などについて解説します。

訪問見積もり前に部屋を片付けたほうがよい理由

訪問見積もり前に部屋を片付けたほうがよい理由

結論からいえば、部屋を片付けなくても訪問見積もりをしてもらうこと自体は可能です。

しかし、片付けてから見積もりをしてもらうことを強くおすすめします。

なぜなら、部屋が散らかったまま訪問見積もりを受けると、見積もり料金が高くなる傾向があるからです。

部屋が散らかっていると、実際よりも物が多くあるように見えるうえ、正確な荷物量がわかりにくくなります。

また、汚い部屋では、新居には持っていかない「不用品」と、そうでない荷物の見分けがつきにくいため、不用品も新居に運ぶものと誤解されやすくなります。

そのため、引越し業者の営業マンは、荷物の量を少し多めに見積もることになります。

訪問見積もりは、部屋の荷物の量からトラックの大きさやスタッフの人数を想定して、そこから料金を計算します。

実際より「荷物が多い」と判断されてしまうと、より大きなトラックや大勢のスタッフを用意しなければいけないので、必然的に高くなってしまうのです。

荷物の量を正確に判断してもらい、適正な価格で引越しをするためには、部屋はある程度片付けておくのが理想的なのです。

訪問見積もりが嫌な場合の見積もり方法

訪問見積もりが嫌な場合の見積もり方法

「すぐに片付けられないから、訪問見積もりをせずに引越し費用を知りたい」という人も多いでしょう。

必ずしも訪問見積もりを行わなくても、電話やウェブで見積もりをしてもらうことは可能です。

ただし、電話やウェブでの見積もり方法では直接家の中が見られない分、訪問見積もりより正確性に劣ることがあるため、費用は安くなりにくい傾向があります。

このような特徴をよく理解した上で、訪問なしの見積もりサービスを利用しましょう。

写真を送付して見積もりする

ムービングエスやHi!MOVEでは、引越し予定の物件の写真を送付して荷物量を判断し、見積もりを行うサービスを提供しています。

ただし、ムービングエスは写真だけでは見積もりが完結せず、引越し元の住所や引越し先住所、階層、エレベーターの有無、引越し希望日などの詳しい情報を併記する必要があります。

写真で見積もりができる引越し業者

また、写真を送付するため、結局は汚い部屋を見せて見積もりをしてもらうため、上述した通り費用は高くなる傾向があります。

部屋の全てを綺麗にするのは難しくても、写真に映る部分だけでも片付けておくのがおすすめです。

ウェブ・電話のみで見積もりする

訪問見積もりを利用せず、ウェブフォームや電話での見積もりに対応している引越し業者もあります。

ウェブフォームに家財道具を入力する方法や、電話で荷物量を説明する方法であれば、部屋を片付ける余裕が全くなくても、汚い部屋を見られずに見積もりをすることができます。

ウェブや電話の見積もりができる業者

訪問見積もりを利用せずにできるだけ早く見積もりを取りたい人は、上記のようにウェブや電話のみの見積もりに対応している業者を利用するとよいでしょう。

単身専用パックを利用する

単身専用パックはコンテナ1本あたりの料金と距離別の配送料金が決まっているため、訪問見積もりを利用しなくても引越し料金を算出できます。

荷物がそれほど多くない単身者などであれば、単身専用パックを利用して引越しをするのも方法のひとつです。

単身専用パック・プランがある引越し業者

単身専用パック・プランについては、「単身引越しパックの料金相場はいくら?通常の引越しプランとの違いも解説」でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

どうしても片付けられない人への訪問見積もりテクニック

どうしても片付けられない人への訪問見積もりテクニック

訪問見積もりまでの期間内にどうしても片付けられない場合は、訪問見積もりの荷物に含めてほしくない荷物をお風呂などの「見積もり対象外のエリア」にまとめてしまっておくという方法があります。

もしくは、自宅内の一室に見積もりに含めてほしくない荷物をまとめておき、「この部屋は見ないでほしい」と依頼すれば、無理に入室されることはありません。

ただし、しっかりと片付けた状態で訪問見積もりを行う場合に比べると精度は落ちるため、時間的に余裕があるなら事前に片付けておくことをおすすめします。

その他の訪問見積もりでの注意点

その他の訪問見積もりでの注意点

ほかにも訪問見積もり中に見られたくない荷物がある場合は、あらかじめ箱のなかにしまっておいたり、契約するつもりがないのであればダンボールを受け取らないようにしたりといった点に注意しましょう。

ダンボールを受け取ってしまうと契約の意思があるとみなされてしまうことがあります。

また、ペットを飼っている家庭では訪問見積もりの前にケージに入れておき、訪問見積もりスタッフの作業の妨げにならないように配慮することも大切です。

まとめ

  • 訪問見積もりを受ける前に部屋を片付けないと、費用が高くなる、必要以上のトラックやスタッフを手配されてしまう、結果的に見積もりを断られてしまうなどのリスクがある
  • 訪問見積もりをしたくない場合は、写真を送るだけで見積もりが可能なサービスを利用したり、ウェブや電話だけで見積もりを依頼したり、単身パックを使ったりする方法がおすすめ
  • どうしても片付けられない人は、お風呂などの見積もり対象外のエリアに見積もりに含めたくない荷物をまとめておこう
  • 訪問見積もり中に見られたくない荷物はあらかじめ箱にしまっておき、契約するつもりがないようであればダンボールを受け取らないように注意しよう

訪問見積もりは、部屋を片付けた状態で受けることで最も精度が高まります。

不用品が散乱した状態で依頼すると精度が下がり、引越し費用が高額になるなどの不利益を被る可能性があるため、できるだけ事前に部屋を片付けておくことが大切です。