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引越しは日取りを決めて行うものです。
そうした日取りを決めていく中で、「入居日」「退去日」「引越し日」といった言葉が出てきます。
入居日は、この日から新居の家賃が発生する、という日のことで実際に引越しの荷物を運び入れる日はこれより後になるケースもあります。
退去日は、この日までに旧居から退去する、という日のことでこちらも入居日と同様に、実際に家の中からすべての荷物を出す日はこれより前になるケースもあります。
引越し日はその名の通り、実際に引越しをする日のことです。
この記事では、引越し日、退去日、入居日の決め方について解説します。
入居日・退去日・引越し日は以下のタイミングに決めるのがおすすめです。
入居日は、新居を契約する前の段階で不動産会社などから「◯月◯日以降、入居が可能です」と伝えられるのが一般的です。
退去日は、多くの賃貸契約の場合、退去の1か月後までに借主が退去・解約を通告しなければならない、と定められています。
よって、退去日を設定できるのは、引越しを決めた日から最短でも1か月後以降となります。
引越し日は、「土日」「平日」などというように自分の希望に沿って決めていきますが、繁忙期は引越し業者のトラックやスタッフを確保できないこともあるため、早めに見積もり、契約をするのが良いでしょう。
それぞれの詳細を以下で解説します。
入居日は、契約上「賃料が発生する日」と同日か、できるだけ早めに設定をするのがおすすめです。
賃料が発生する日と入居日を合わせることで、「住んでいないのに支払う賃料」という無駄な出費を防ぐことができます。
退去日や引越し日が特に決まっていない状態であれば、入居日を基準として、退去日や引越し日を決めていくのがよいでしょう。
賃料が発生する日や入居日が選べる場合、「引越し日や退去日が決まってから連絡したい」等と、提案してみるのもおすすめです。
退去日も、入居日と同じように「旧居の賃料が発生する最後の日」と同日か、その直前に設定することで、無駄な出費を減らすことができます。
ただし、退去日の設定には注意点もあります。
賃貸物件は、退去日の1ヵ月以上前に、「退去します」という通告をする必要があります。
そのため、例えば1月15日に「1月31日に引越しをしたい」と通告をしたとしても2月15日までは日割りで賃料を請求される可能性があるのです。
そのため、退去日の通告は、新居の契約が決まったタイミングで、すぐに行うのがおすすめです。
また、引越し日と退去日はできるだけ近い方がよいですが、同日にするのもあまりおすすめできません。
引越し日から退去日までに3日~1週間の余裕を設けておくことによって、忘れ物があれば取りに行ったり、後片付けをしたりといった対処ができるからです。
引越し日は入居日と同日かそれ以降、退去日より前に設定します。
引越し時に悪天候等のトラブルが起きて、引越しそのものが延期になる可能性も全くないとは言い切れないので、退去日より1週間程度前に設定しておきましょう。
入居日や退去日に応じて決める必要があるので、一番最後に決めるのがおすすめです。
長距離引越しの場合、入居日を新居に荷物が届くと見込まれる日以降に設定する必要があります。
その上で、引越し日を荷物を輸送する期間を見込んだ上で入居日よりも前に、退去日は引越し日より後でなおかつ通告の1か月後以降での任意の日に設定します。
入居日と引越し日の間に時間をとるのは、距離によって旧居から新居へ荷物が届くのに2〜4日かかるからです。
また、天候や道路状況などによって、当初の予定が前後することもあります。
なお、長距離引越しの際は、入居日、退去日、引越し日だけでなく、自分自身が旧居から新居へと移動するのにかかる時間、引越し日と入居日の間でホテルなどに宿泊する日数と場所も計算に入れておく必要があります。
あってほしくないことですが、賃貸契約の手続き上のトラブルや天候不順などにより、引越しに関する日取りにズレが生じることがあります。
特に、引越し日がズレてしまうと、退去日までに完全な退去が実現できない可能性が出てきます。
ここでは、こうした日取りのズレへの対応について解説します。
契約で何らかの問題が起こり、入居日が変更になることもあります。
入居日がズレた場合、可能な限り引越し日もずらすのがおすすめです。
ずれた入居日の時期別に、どう対処すればいいかを説明していきます。
無駄な家賃の発生を防ぐため、引越し日や退去日を前倒しできないか相談しましょう。
相談するのが面倒な場合や、日程の変更が難しい場合は、引越し日や退去日はそのままでも大丈夫です。
ただし、住んでいない間も新居の賃料は発生する可能性があるので、余分な費用はかかってしまいます。
入居日が引越し日より後になってしまった場合は、引越し業者に連絡し、引越し日を延期・もしくはキャンセルしなければいけません。
引越しをしても、入居できなければ家財等を置く場所がないからです。
引越し日から3日前までに連絡をすれば、無料で延期することが可能です。
ただし、希望する引越し日に引越し業者の空きがなければ、その業者はキャンセルし、別の業者に予約しなおす必要があります。
引越し業者が対応していれば、「一時預かり」のサービスを利用することもできます。
荷物をすぐに新居へ運び込むのではなく、引越し業者に一定期間預かってもらうことができるサービスです。
自分が持って移動できる分の必要最低限の荷物だけ残してもらうか、1日程度であればホテル等に泊まるという方法もあります。
入居日が退去日より後になってしまった場合、引越し業者に加えて旧居の不動産・管理会社、大家さん等に、連絡する必要があります。
新居に入居できないのに、旧居から出てしまっては、住む場所がなくなってしまうからです。
新しい入居者が決まっていない場合は、退去日の延期は受け入れてもらえる可能性が高いです。
どうしても退去日がずらせない場合は、上述の一時預かりサービスのほか、レンタル倉庫等を利用して、入居日まで荷物を避難させておくのも1つの手です。
退去日は、後ろの日付にズレる分には、日割り家賃が増えるだけで、特に大きな問題はありません。
不動産会社や大家さんなどの都合で後ろ倒しになる場合は、交渉すれば日割り家賃も多少減額される可能性もあります。
しかし、前倒しになってしまった場合、入居日や引越し日が退去日の後になってしまうと大変なので、日にちの調整をしなければいけません。
ただ、新居に現在別の住人が住んでいる場合、入居日を前倒しすることは困難になります。
その場合、退去日までひとまず荷物だけ引越しさせておき、自分はホテルや実家などで入居日まで過ごし、改めて引越しするといった方法がとれます。
かなりの悪天候で作業が難しい場合は引越し業者から延期を要請される場合があります。
また、荷造りが当日までにできていないと、引越し業者が契約の履行が不可能として延期やキャンセルを伝える場合があります。
もし、延期した引越し日が退去日よりも後になってしまう、あるいは、引越しの準備作業が退去日までに間に合わないかもしれないのであれば、大家などに相談しましょう。
追加で日割り家賃を支払うことで、退去日を延期できるかもしれません。
また、ズレた引越し日が本来の退去日以前であったとしても、当初の予定よりは余裕がなくなるのはたしかですので、確実に引越しを完了できるようにする=旧居から荷物をすべて搬出する必要があります。
ここまで、退去日は通告から1か月後以降となることを解説しました。
その「通告」はどのように行うべきなのでしょうか?
まず、旧居から退去することを決めたら、普段から大家とやり取りをしている場合は大家に、管理会社などとやり取りしているのであればその会社に、退去したい旨を連絡します。
この時点では、まだ通告が終わっていません。
その後の流れは以下のようになります。
繰り返しになりますが、通告は退去の1か月前までにしなければなりません。
別のいい方をすると、退去すると通告した1か月後が最短の退去日となります。
退去日が決まると、引越しの日取りを念頭に、手続きや準備などを進めていきます。
ここでは、退去日前後に行う必要があることをそれぞれ説明します。
電気、ガス、水道といったライフライン、それに加えて電話回線やインターネットの契約・解約・住所変更手続きは可能であれば引越し日の2週間前までに、遅くとも退去日の2週間前までに行います。
引越し後もそれぞれの契約先は変わらないのであれば住所変更を、変わるのであれば旧居の契約を解約すると同時に新居の契約を済ませておくと、引越し前後を快適に過ごせます。
まず、引越し日に予定通りの引越しができるよう、遅くとも2週間前から梱包をはじめとした引越し準備を開始します。
引越し当日は引越し業者がスムーズに作業ができるようサポートしたり運ぶ荷物の注意点を伝えたりします。
万が一、引越し日に運びきれない荷物が出てきた場合、別便を用意するなどして退去日までに必ず運び出すようにしましょう。
引越しによってガスを止めるとき、ほとんどの場合はガス会社が旧居に訪問し閉栓の作業を行います。
閉栓する日は、引越し日か遅くとも退去日までに設定します。
特に契約者がすることはありませんが、閉栓が完了したときのサインなどを行いましょう。
引越し作業で旧居から荷物をすべて運び出したら、できる限り掃除をしましょう。
もし、掃除をせず部屋が汚いままだと後述する退去の立ち会い時に、敷金から引かれる金額が多くなったり追加で費用を請求されたりする場合があります。
前述の「解約通知書」「解約予告書」と同時、もしくはこれらの返送後に、旧居の家賃の精算書が送られてきます。
退去日、月額家賃、日割り家賃が間違いないか確認した上で、期日までにきちんと支払いましょう。
退去時は多くの場合、旧居の中に傷、汚れなどがないか、あるとしたらどんな理由によるものかを管理会社などが確認するための作業があります。
これにはきちんと立ち会い、お互いが納得できるよう説明しましょう。
また、旧居の鍵は返却が必要です。
退去したら早急に、大家や管理会社などに返却します。
入居日・退去日・引越し日の要点は以下のようにまとめられます。
日取りが決まれば、引越しへ向けた行動や意識がしやすくなります。
解約の通告、引越し業者との契約をしつつ、早急にこれらの日取りを決定しましょう。