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バイクの輸送費用の相場はいくら?二輪車の陸送にかかる料金を紹介

更新日:2023/06/27

バイクの輸送費用の相場はいくら?二輪車の陸送にかかる料金を紹介

引越しは原則的に、旧居にあるものをすべて運び出す必要があります。
それは家財道具にとどまらず、移動やツーリングに使うバイクも運ぶ必要があるものの一つとなります。
バイクの輸送は専門の業者が存在し、料金相場は東京〜大阪間の最安の価格帯で10,000円前後となっています。
この記事では、バイク輸送の料金相場やどんな業者が存在するかを解説します。

バイク輸送費の相場

バイク輸送費の相場

バイクの輸送には大きく分けて「デポ配送」と「ドアtoドア配送」があります。
デポ配送とは、デポと呼ばれる物流拠点間のみで配送するもので、利用者はバイクを預けるとき、引き取るときにデポへ赴く必要がありますが、その分、料金が安くなる傾向にあります。
一方、ドアtoドア配送は引越し業者や宅配便のように、家と家の間でバイクを運んでくれるもので、輸送業者が個々の家に行かなければならない分、料金が高くなる傾向にあります。
まず、デポ配送の場合の相場を見てみましょう。

排気量 東京もしくは埼玉〜大阪の料金相場
〜750cc 10,770
750cc超 14,410

※2022年11月調査

続いて、ドアtoドア配送の場合の相場は以下の通りです。
なお、ドアtoドア配送だと業者や条件によって料金が大きく変わる場合があるため、実際に輸送の依頼を考えているときには複数社から見積もりをとった方がよいといえます。

排気量 東京〜大阪の料金相場
〜750cc 34,782
750cc超 53,332

※2022年11月調査

また、デポ配送にしてもドアtoドア配送にしても、排気量に比してサイズが大きいなどの理由で見積もり価格が変わってくることもあります。
オンライン上でわかる概算料金だけで判断しないことも大切です。

バイクの輸送ができる専門業者

バイクの輸送ができる専門業者

上記の料金相場は、デポ配送・ドアtoドア配送ともに行っている業者、ドアtoドア配送のみ行っている業者の2タイプ・合計6社の平均を示しました。
ここでは2つのタイプでそれぞれどんな業者があるかの具体例を紹介します。

デポ配送・ドアtoドア配送ともに行っている業者

この分類ができるのは、以下の3社です。

BASは、自社で設けたデポだけでなくバイク販売店・部品販売店などでも持ち込み・引き取りが可能なネットワークを全国で築いています。
デポ配送でよいという人はまず検討するに値する業者です。
RedLineは、埼玉デポ、大阪デポ、福岡デポの3拠点間であれば、料金が格安になるキャンペーンを2022年11月時点で実施中です。
埼玉・大阪間では、51〜750ccで7,700円となっていますので、近々にバイクをもっている人が引越しを予定している場合、お得にバイク輸送ができそうです。
I-Lineは、「アラウンド関東」「アラウンド関西」というサービスを実施しており、これは首都圏内あるいは京阪神圏内の輸送が格安になるものです。
都市部での近距離の引越しがあるときに、検討するのがよいでしょう。

ドアtoドア配送のみ行っている業者

ドアtoドア配送のみ行う業者は、バイク輸送専門の業者のほか、ヤマト運輸グループのヤマトホームコンビニエンスも含まれます。

ジェットリンクは、ドアtoドアの業者の中でも料金の安さを追求している企業といえます。
例として、東京〜大阪間で126〜250ccのバイクを輸送したときの概算価格が15,000円となっていますので、デポ配送の業者にも劣らぬ価格を提示しているといえるでしょう。
ゼロ・プラスBHSは、2021年度の事故件数が0件となっています。
その理由の一つに、通常はトラックの進行方向にバイクを積む「縦積み」をするところ、同社ではトラックの進行方向と垂直にバイクを積む「横積み」を採用することでバイクの損傷を防いでいることにあります。
安心を求める人は検討したい業者です。
ヤマトホームコンビニエンスは、引越しの単身者向けパックや大型の家財の搬送などを行っている業者です。
バイクだけでなく乗用車も輸送しているので、どちらも保有している人のニーズに応えています。

業者別のバイク輸送料金

業者別のバイク輸送料金

最初に挙げた料金相場では、東京〜大阪間の例を示しました。
ここでは、前述の6社の料金例を、同じ東京〜大阪間で見てみましょう。
なお、デポ配送の業者の場合、東京ではなく埼玉など郊外にデポが存在する場合もあります。
この点も、業者選びの際に注目すべきポイントとなりそうです。

業者名 デポ配送かドアtoドア配送か 輸送区間 輸送するバイクのサイズ 概算料金
BAS デポ配送 東京大井〜堺 126〜750cc 16,610
RedLine デポ配送 埼玉〜大阪 51〜750cc 7,700
I-Line デポ配送 埼玉本社倉庫〜大阪市平野西日本倉庫 ホンダ・401〜750cc 25,000
ジェットリンク ドアtoドア配送 東京23区〜大阪市内 国産バイク・126〜250cc 15,000
ゼロ・プラスBHS ドアtoドア配送 東京都千代田区〜大阪府大阪市中央区 ホンダ・401〜750cc 35,750
ヤマトホームコンビニエンス ドアtoドア配送 東京〜大阪 101〜699cc 63,910

※2022年11月調査

まとめ

バイク輸送の料金相場について、ポイントを挙げましょう。

  • デポ配送で750ccまでのバイクであれば東京〜大阪間は約10,000円で運べる
  • ドアtoドア配送で750ccまでの東京〜大阪間の相場は約35,000円
  • 業者にはデポ配送・ドアtoドア配送の両方を行う業者、ドアtoドア配送のみ行う業者がある
  • ほぼ同じ条件の輸送でも業者によって大きく料金が変わることがあり、複数社の見積もりをとった方がよい

ご覧のように、安さを追求する業者もあれば、事故の予防に注力する業者もあり、料金も大きく変わってきます。
利用者自身のニーズに合わせて、業者を選べるとよいですね。