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年末年始に引越しはできる?|引越し業者の営業日と料金相場

更新日:2023/06/27

年末年始に引越しはできる?|引越し業者の営業日と料金相場

急な事情により年末年始の慌ただしい時期に引越しをしなければならなくなることもあるでしょう。

実際のところ、年末年始に引越しをすることは可能なのでしょうか?

今回は、大手の引越し業者の年末年始対応や年末年始の引越し料金、引越し時の注意点などについてわかりやすく解説します。

引越し業者の年末年始の営業状況

引越し業者の年末年始の営業状況

結論から言うと、年末年始であっても引越しを行うこと自体は可能です。

ただし引越し業者によって年末年始の営業状況は異なります。

希望の営業日に営業しているのかどうかを事前に確認してから、どの業者に依頼するのかを決めることが大切です。

大手引越し業者ではほとんどの業者が年末年始も営業していますが、受付の停止や支社によって休みなど、部分的に休んでいる業者もあります。

年末年始も普段と全く変わらずに営業しているのは、「アーク引越センター」と「ヤマトホームコンビニエンス」のみでした。

引越し業者 年末年始の休業期間 備考
アーク引越センター 不明 公式サイトに記載なし。ただし、12/30までは「お得日カレンダー」に営業しているという記載あり
アート引越センター なし 12/30~1/3は受付業務を停止しているため、事前の問い合わせが必要
アリさんマークの引越社 不明 公式サイトに記載なし
SGムービング 不明 公式サイトに記載なし
ヤマトホームコンビニエンス なし
サカイ引越センター 支社により異なる 最寄りの支社に電話やメールで休業日の確認が必要
日本通運 不明 公式サイトに記載なし。ただし、電話受付業務は12/31~1/3まで休業
ハート引越センター 不明 公式サイトに記載なし

ここからは、公式ホームページに年末年始の営業日について記載のあった大手引越し業者のみ、詳細を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

アーク引越センターの年末年始対応

アーク引越センターの公式ホームページには、年末年始の営業について記載はありませんでした。

しかし、「引っ越しお得日カレンダー」を見ると、12月30日は「30%OFF」という記載があり、営業していることがわかります。

引っ越しお得日カレンダーでは12月31日から1月3日までは記載がありませんが、他の月の土日や祝日なども同じように記載はありません。

そのため、記載がないのは休業日だからなのか、お得にならない日だからなのかは不明です。

アート引越センターの年末年始対応

アート引越センターでは、年末年始を含めた引越しに対応しています。

ただし、12月30日から1月3日の期間については問い合わせや申し込みなどの受付業務を停止しています。

お引越のお問い合わせやお申込みなどの受付応対については、年末年始(12/30〜1/3)を除いて年中無休です。

引越業務に関しては、2017年8月より定休日を設けております。

引用元:「お休みはいつですか?」:お客さまから寄せられたご質問|引越しはアート引越センター【公式】

そのため、この期間内に引越しを検討している場合は、事前に問い合わせを行っておく必要があります。

また、年末年始とは別に定休日も設けられているため、事前にどの日程が休みになるのかを確認しておくことをおすすめします。

ヤマトホームコンビニエンスの年末年始対応

ヤマトホームコンビニエンスは、年末年始も通常どおり業務を行っています。

年末年始やGW、お盆についても通常通り営業しております。

引用元:土日祝日や年末年始も、通常通り営業していますか? | 各種サービス共通| ヤマトホームコンビニエンス

サカイ引越センターの年末年始対応

サカイ引越センターは定休日を設定していませんが、支社によっては年末年始も休みになるようです。

定休日はございません。 但し年末年始はお休みをいただく支社がございますので、各支社へご確認ください。

引用元:サービス内容について – よくあるご質問|【公式】サカイ引越センター 引越しの料金・費用の見積もりは引越しのサカイへ

上記のように支社によって営業日が異なるもののWeb上には具体的な日程が記載されていません。

年末年始の引越しを検討している場合は、最寄りの支社に電話やメールで対応状況を確認しておくと良いでしょう。

日本通運の年末年始対応

大手運送会社である日本通運の引越サービスは、現在の年末年始の営業日について明記されているページはありませんでした。

2019年の11月に「国内引越サービスに定休日を導入」というニュースリリースを発信しており、その中で紹介されていた年間カレンダーには年末年始も休業と紹介されています。

ただし、2020年11月以降に年間カレンダーは発表されておらず、現在まで定休日が設定されたままなのかは不明です。

しかし、2019年のニュースリリースでは、年末年始は以前から休業だったととれるような記載があるため、定休日はなくとも年末年始も休業している可能性は髙いです。

これまで当社の引越サービスは、年末年始の一部日程を除き、原則休業日無しで営業を続けてきました

引用元:サービス内容について – よくあるご質問|【公式】サカイ引越センター 引越しの料金・費用の見積もりは引越しのサカイへ

また、電話番号の記載の下には、コールセンターの営業日時が記載されており、年末年始はお休みとされています。

webでの問合せは24時間365日受付中とのことなので、依頼をする場合はwebがおすすめです。

年末年始の引越し料金は高い?

年末年始の引越し料金は高い?

年末年始の引越し料金を比較すると、12月の年末よりも1月の年始のほうがやや料金が高くなる傾向にあります。

例えば荷物が少ない単身の引越しなら、12月は30,000~50,000円が相場ですが、1月は33,000~80,000円で、1月のほうが3,000~30,000円高くなります。

ただし「年始だから高くなる」というわけではなく、「1月は引越しの繁忙期に差し掛かり始める時期だから」という点が影響していると考えられます。

とはいえ、本格的な繁忙期に入る3~4月頃の引越し料金に比べると、12月・1月の引越し料金は特別に高いとはいえない相場感です。

単身の引越し料金相場

以下に荷物の多さと引越しの距離にわけて料金相場をまとめました。

まずは単身の引越しにおける相場です。

荷物が少ない場合 荷物が多い場合
~1km程度 平均
30,000円
平均
35,000円
~30km程度 平均
34,200円
平均
35,175円
~50km程度 平均
24,433円
平均
26,000円
~100km程度 平均
45,000円
平均
49,500円
~300km程度 平均
53,500円
平均
76,000円
~400km程度 平均
55,490円
平均
95,000円
500km以上 平均
51,417円
平均
62,000円

家族での引越し料金相場

続いて、家族での引越しにおける料金相場をまとめました。

2人家族 3人家族 4人家族 5人家族
~1km程度 平均
233,000円
平均
95,000円
平均
70,000円
平均
89,000円
~30km程度 平均
73,349円
平均
50,489円
平均
63,286円
平均
80,000円
~50km程度 平均
62,500円
平均
60,000円
平均
67,000円
平均
78,000円
~100km程度 平均
70,000円
平均
57,900円
平均
80,000円
平均
84,000円
~300km程度 平均
150,000円
平均
123,400円
平均
134,567円
平均
145,000円
~400km程度 平均
143,590円
平均
160,000円
平均
180,000円
平均
174,900円
500km以上 平均
162,000円
平均
187,000円
平均
191,500円
平均
193,000円

年末年始の引越しの注意点

年末年始の引越しの注意点

年末年始の引越しは、帰省ラッシュなどの影響で渋滞が起こりやすい点や引越し以外の業者やお店が営業していない点などに注意する必要があります。

また、年賀状が届く時期が遅くなりやすいことも念頭に置いておく必要があるといえます。

それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。

渋滞が起こりやすい

年末は都心から地方に帰省する人の影響で渋滞が起こりやすくなり、引越しのトラックがなかなか目的地に到達できない可能性があります。

通常の引越しに比べて時間がかかることも想定して、余裕をもった引越し時間を確保しておくことをおすすめします。

また、年始は元日や2日などの早い時期であれば人の動きはそれほど多くありませんが、4日頃の仕事始めを迎える頃は帰省ラッシュに巻き込まれやすくなります。

年末と同様に引越し時間が長くかかることも想定しましょう。

引越し以外の業者やお店はやっていないことがある

年末年始は引越し準備で必要なものがあってもすぐに手に入れることができなかったり、引越し先で調達しなければならない日用品がすぐに揃わなかったりすることもあります。

これらは、年末年始に休業している業者やお店が多いことが理由です。

年末年始の引越しを予定している場合は、荷造りや新生活に必要になるものを事前にリストアップして揃えておき、業者やお店の年末年始休業に備えておくようにしましょう。

年賀状が届くのが遅くなったり届かなかったりする可能性がある

年末年始の引越しでは、タイミングが悪ければ、新居の住所を知人に伝える前に、旧居宛ての年賀状が投函されてしまいます。

事前に郵便局に「転居届」を出していれば、旧居宛ての郵便物も新居へ転送してくれるので、宛先不明で届かなくなることはありませんが、転送をするために年賀状の到着が遅くなることがあります。

転居届を出していないと新居には届けられず、旧居の郵便受けに入れられてしまうか、送り主の元に戻されます。

郵便物に送り主の住所が記載されていない場合は、郵便局に3ヵ月保管されたのち、破棄されます。

そのため、郵便物の転居届は転居前に済ませておくのがおすすめです。

郵便局の窓口で手続きもできますが、「e転居」というwebサービスであれば、いつでも申請できます。

また、転居届を出してから受理されるまでには3~7営業日ほどかかるため、年賀状の転送に間に合わせるには、12月20日前後には手続きを完了させておきましょう。

年末年始に引越しをするときの年末調整と住民税

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年末調整によって納税する住民税は、「1月1日時点の居住地がある自治体」になります。

つまり1月1日までに引越しをした場合、2021年の年末調整によって確定した所得税は新居のある自治体に対して納税しますが、1月2日以降に引越しをする場合は旧居のある自治体に関して納税することになります。

そのため、1月1日までに引越しをする場合は年末調整の書類に新住所を、1月2日以降の場合は旧居の住所を記入する必要があります。

まとめ

年末年始に引越しをする場合の業者の営業日や引越し相場についてお伝えしてきました。

  • 年末年始でも多くの引越し業者は営業しており、引越しは可能
  • 一部の営業所や支社、電話受付がストップしている場合があるため、事前に対応日時を要確認
  • 年末年始だからといって引越し料金が高いということはないが、12月よりも1月のほうが料金は高くなりやすい
  • 年末年始に引越しする場合は、渋滞やお店の年末年始休業、年賀状が届く時期などに注意
  • 年末年始に引越しを予定しているときの年末調整は、1月1日時点で居住している住所を記入する

年末年始の引越しは通常と勝手が異なるため、あらかじめ十分に準備を整えてから引越しに臨むことが大切です。

急な引越しが必要になったときでもスムーズに対応するために、事前に年末年始の引越しの注意点を押さえておきましょう。