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引越しでの食器の包み方|お皿やコップなど割れ物の梱包方法とおすすめの梱包資材

更新日:2023/06/27

引越しでの食器の包み方|お皿やコップなど割れ物の梱包方法とおすすめの梱包資材

引越しのとき、衣類や本などとともに、食器も量が多くなりがちです。
陶器やガラスなど、割れやすい素材を使っていることが多い食器は、間に緩衝材を入れるなどして、梱包や運搬の際に割れないよう工夫をする必要があります。
自分で梱包するのに地震がない人は、引越し業者の梱包ボックスなどを利用するのもおすすめです。

ここからは、詳しい梱包方法やおすすめの緩衝材についてしょうかいしていきます。

食器の梱包で準備するもの

食器の梱包で準備するもの

まず、梱包するのに必要なもの、梱包資材を紹介します。
それは、以下の通りです。

ダンボール(Sサイズ・100サイズ) 食器を詰めて運ぶためのもの。
Sサイズ・100サイズは、おおむねダンボールの3辺(長さ、幅、高さ)の合計が100cm以下のサイズのこと。
新聞紙、チラシ 食器を包むためのもの。
新聞をとっていない場合などは、クレープ紙やプチプチ(エアパッキン)をはじめとした緩衝材を、ホームセンターなどで購入。
ガムテープ ダンボールのフタを閉めるのに使うほか、くるんだ食器を固定するのにも使う。
カッターナイフかハサミ 新聞紙やチラシ、緩衝材を適切な大きさに切る。
油性マジック 梱包した中身をダンボールなどに書くためのもの。
消えないよう油性、そして黒と赤を用意。

ダンボールは、ほとんどの場合引越し業者から無料でもらうことができます。
もらえなかった場合や足りない場合は、スーパーやホームセンターで無料でもらってくるか、購入するなどして入手しましょう。
引越し用のダンボールを無料でもらうには|タダで入手するための調達方法

新聞紙やチラシなどの緩衝材を持っていない場合は、着なくなった服やタオルなどで代用することができます。

ガムテープやカッター、マジックなどは、コンビニでも揃えることが可能です。

食器別の包み方

食器別の包み方

それでは、ここから具体的な食器の包み方を解説します。
食器の形状によって細かな包み方は異なりますが、基本は新聞紙、チラシ、緩衝材で食器をくるみます。

皿・丼・茶碗

まず平たく広さのある皿などの食器を包むときを解説します。

  • 食器を広げた新聞紙の中央に置く
  • 新聞紙を四隅から食器の中央へ向かって折り、くるむ
  • 最期にガムテープで留める

深皿や丼、茶碗といった高さのあるものも、基本的には皿と同じ包み方になります。
新聞紙などをくるんだ後、拳で上から押さえ込んだ上で、ガムテープで止めるとダンボールに詰めやすくなります。

ダンボールに詰めるときは、平積みするのではなく食器を立てて詰めていくと、割れにくくなります。
もし、ダンボールに詰めた後、隙間ができてしまうようであれば割れる原因となるので、新聞紙など緩衝材で隙間を埋めましょう。

コップ・グラス

コップやグラスなど縦に長い食器はどう包むのでしょうか。
こちらで解説します。

  • 広げた新聞紙などの角に食器を横置きし、ぐるぐると外周部を巻く
  • 底の部分は新聞紙などを折り食器が直に見えないようにする
  • 飲み口は中に向かって新聞紙を折り込む
  • 最後にガムテープで留める

次にワイングラスのような脚のついた食器の包み方を解説します。

  • 足の部分を脚の長さに合わせて折った新聞紙などで巻く
  • 飲み口に丸めた新聞紙を入れる
  • 最後に、コップを包むときと同様に食器全体を新聞紙などでくるむ

マグカップなど持ち手のついた食器は、持ち手部分を先に包みます。

  • 持ち手を持ち手の長さに合わせて折った新聞紙で巻く
  • その後は、コップを包むときと同様に全体をくるむ

コップ・グラス類をダンボールに詰めるときは立てて入れます。
できるだけ高さを揃えて詰めるのが良いといえます。
もし、ダンボールの高さに余裕があれば、最初に詰めたコップ・グラス類の上にタオルなどの緩衝材を重ね、その上にさらにコップ・グラス類を立てて詰めていくと、箱の中を2段にして運べます。

刃物

包む方を間違えると怪我につながってしまうのが刃物類の梱包です。
「刃物」であるとわかるよう、以下のように包みましょう。

  • 新聞紙などで刃の部分をくるんでいき、ガムテープでとめる
  • 刃物と分かるよう、柄の部分は何も包まずにしておく

刃物を薄い紙で包むのは怖いという人には、ダンボールで包むという方法もあります。
また、刃物をダンボールに入れる際は、他の荷物の隙間などに入れてしまうと危険です。
ダンボールの一番上に置き、外側に赤のマジックで「刃物」「包丁」などと書いておくと安心です。

瓶・調味料

瓶や瓶などに入った調味料の包み方は、コップを包むときと同じくまず側面を新聞紙などで巻いていき、上下の部分も紙を折って包みます。
なお、プラスチック製の容器の場合は、包まなくても割れる心配はありません。
その場合、開封しているものであれば中身を袋などに移して運びましょう。

食器の梱包が面倒に感じる人への楽する方法

食器の梱包が面倒に感じる人への楽する方法

食器は一つひとつ包まなければ割れるリスクが高まります。
それはちょっと面倒、と感じる人もいるかもしれません。
そこで、引越しで食器を運ぶときに少しでも楽する方法を解説します。

アート引越センター「エコ楽ボックス・食器ケース」

アート引越センターでは、「エコ楽ボックス・食器ケース」という食器を運ぶためのケースを用意しています。
食器の大きさに合わせた仕切りのついた内箱があり、それを外箱に収めるものです。
内箱に食器を入れるのは、上から置いたり差し込んだりするだけで、食器全体を包む必要はありません。
仕切りも、コップ、小皿、中皿、大皿など様々な形の食器に対応しています。
エコ楽ボックス・食器ケースは、誰でも簡単に食器の荷造り、荷解きができるものですが、それとともにダンボールや包むための紙といったゴミを出さないことも意図されたエコロジーなケースです。

おまかせプランを利用する

引越し業者が荷造りや荷解きをしてくれる、いわゆるおまかせプラン、おまかせパックを利用して、食器の梱包も依頼すれば利用者は一つずつ食器を包む必要はありません。
以下、各社が提供する代表的なおまかせプランを紹介します。

引越し業者名 プラン名 特徴
アート引越センター おまかせパック ハーフコースは荷造りのみ、フルコースは荷造りと荷解きをしてくれる
サカイ引越センター まるごとおまかせフルサービスプラン 10分間、利用者の希望のサービスを提供してくれる「10分間サービス」がある
日通 フルプラン さらに追加料金を払えば食器用トランクを借りられる
アーク引越センター すべてお任せフルプラン ふとん袋が最大2枚、ハンガーボックスを最大5個無料貸し出し

食器が割れたときの対処法

食器が割れたときの対処法

割れた食器を自分で捨てる場合は、引越し先の自治体のルールに則ってゴミとして廃棄しましょう。
引越し業者によっては、不用品やゴミを引き取ってくれるサービスを設けている場合もあります。
もし依頼した引越し業者が引き取りのサービスをしてくれるのであれば、業者がいるうちに割れた食器の引き取りをお願いすると良いでしょう。

おまかせプランの利用で食器が割れてしまった場合、破損したときがどういう状況だったかによって補償されるか否かが左右されます。
明らかなスタッフの不注意など業者側に過失がある場合は、丁寧に話し合った上で補償してもらうと良いでしょう。

まとめ

食器の包み方、梱包について、要点は下記の通りとなります。

  • 包む前に、ダンボールや新聞紙など必要な梱包資材を揃える
  • 食器の包み方の基本は、食器全体を新聞紙などでくるむ
  • 刃物だけは、刃物を包んでいると分かるように柄の部分だけ包まないでおく
  • 食器の梱包が面倒に感じる場合、アート引越センターの「エコ楽ボックス・食器ケース」や各社のおまかせプランを利用すると良い
  • 引越し中に食器が割れてしまったときは、自治体のルールに従って捨てるほか、引越し業者によっては引き取ってくれる場合もある

食器は衣類などと比べると、梱包に手間や時間がかかります。
おまかせプランを利用せず自分で梱包するときは、早めに着手できると良いですね。