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引越しで家具・家電を処分する方法は?不用品の種類別に詳しく解説

更新日:2023/06/27

引越しで家具・家電を処分する方法は?不用品の種類別に詳しく解説

引越し準備の過程で出た不要な家具や家電は、買い取りに出せず処分を余儀なくされる場合も多々あります。
そのため、どのように処分すれば良いのかとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

引越しで出た不用品の処分方法は主に6つあります。

  • リサイクルショップに買い取ってもらう
  • フリマアプリなどを通じて引き取り手を探す
  • 粗大ゴミなど自治体に回収してもらう
  • 販売店や指定引取所に持ち込む(エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビの場合)
  • 引越し業者に依頼する
  • 処分業者に依頼する

処分したい家具や家電の種類によって、最適な処分方法も異なります。
そこで今回は、引越しで家具・家電を処分する方法や、自治体のごみ回収、引越し業者の引き取りサービスなどについて解説します。

引越しで出る不用品の処分方法

引越しで出る不用品の処分方法

引越しの荷造りを進めていくと大量の不用品が出るものですが、なかには専門業者での買い取りが不可能で、処分せざるを得ないものも少なくありません。

概ね30cm四方以上の不用品は粗大ごみとして扱う自治体が多く、それ以下のサイズのものは自治体ごとのルールに従って一般ごみとして処分するのが原則です。

不用品の種類 処分方法
家具・家電 ・リサイクルショップに買取依頼
・フリマアプリ等で引き取り手を探す
・粗大ごみに出す
エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ ・購入した小売店に回収を依頼する
・指定引取所に持ち込む
・自治体の回収を依頼する
服など繊維製品 ・リサイクルショップに買取依頼
・フリマアプリ等で引き取り手を探す
・粗大ごみに出す
・燃えるゴミに出す
・地域の回収ボックスに入れる
・寄付する
・古本屋に買取依頼する
・資源ごみに出す

ここでは、不用品の種類別にどのように処分するのかを解説します。

家具・家電

まだ利用できる家具はリサイクルショップなどで買い取ってもらうのがおすすめですが、買い取りが難しい家具は、自治体に粗大ごみとして回収してもらうのが一般的です。

自治体によって粗大ごみ回収の手数料は異なるため、お住まいの自治体が運営しているウェブサイトで確認する必要があります。

粗大ごみの回収は一般ごみの回収のように定期的に行われるわけではなく、処分したい人が個別にウェブサイトや電話から申し込んで日時を指定しなければいけない自治体が多いです。
自治体が定めた手数料分のシールを購入するだけでなく、予約も忘れずに行いましょう。

また、自治体にもよりますが、一般的に粗大ごみは処分場所も指定されています。
そのため、大家や管理会社などに粗大ごみを置いておくことを事前に通知したり、張り紙などで粗大ごみとして回収される旨を記載しておいたりすることも大切です。

エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ

回収を依頼する方法は基本的に家具や他の家電と同じですが、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビの4つの家電については「家電リサイクル法」の対象であり、下記のいずれかの方法で回収してもらわなければなりません。

  • 購入した小売店に回収を依頼する
  • 指定引取所に持ち込む
  • 自治体の回収を依頼する

なお、家電リサイクル法に指定されている4種類の家電を処分する場合は、家電リサイクル料金として1,000~4,000円前後の手数料がかかる可能性があります。

服など繊維製品

服などの繊維製品は、リサイクルショップに買取に出したり、フリマサイトに出品したりすると、処分費用がかからないだけでなく、引っ越し費用を少しでも稼ぐことができます。
ただし、ノーブランド品や使用感の強いものは売れないことが多いです。

買取りが難しい服に関しては、燃えるゴミにまとめて出すのが一般的です。
自治体によって回収日は異なるため、お住まいの自治体の回収日に合わせて出しましょう。

他にも、まだ着られる服なら知人にあげたり地域の回収ボックスに入れたり、NPO法人などの団体に寄付したりする方法も考えられます。

書籍も、古本屋などに持っていけば買取りしてもらうことができます。
教科書などはフリマアプリに出品すると比較的売れる傾向にあるようです。

買取価格がつかず処分しなければならない本は、自治体の資源回収日に資源ゴミとして廃棄する方法が一般的です。
紐などで不要な本をまとめておき、回収日に指定の集積場に出すと自治体の担当者が回収してくれます。
紙製品であることから「雨の日には出せない」などの規定が設けられている場合もあるため、事前に内容をよく確認しておきましょう。

引越しの不用品を処分してくれる業者

引越しの不用品を処分してくれる業者

不用品の処分業者には自治体・引越し業者・不用品回収業者などがありますが、原則として自治体にごみとして処分してもらうのが最も低コストです。
引越し業者の引き取りサービスなどは、費用をかけてでも楽をしたい人におすすめです。

また、業者に頼む場合には不用品の種類によって回収してもらえないものも存在するので、処分できるかどうかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

自治体によるごみ回収

自治体によるゴミ回収は、文字どおり自治体が運営する回収担当者が、粗大ゴミ・一般ゴミを回収してくれます。
粗大ゴミは自治体ごとに定められた所定の手数料がかかりますが、一般ゴミであれば基本的に無料で回収してもらえます(自治体によってごみ袋が有料の場合あり)。

前述のとおり、本記事でご紹介している方法のなかでは最も低コストに不用品を処分できます。

引越し業者の引き取りサービス

利用している引越し業者が不用品引き取りサービスを提供している場合は、引越し業者に不用品の引き取りをまとめて依頼するのも一つの手段です。
ただし、自治体によるゴミ回収に比べると、コストは高くなることが多いでしょう。

不用品引き取りサービスのある引越し業者一例

サカイ引越センター
家電リサイクル法に指定されている家電と不要になったピアノのみ有料で引取可能。
アリさんマークの引越社
「家電リサイクル券」を販売しており、家電リサイクル法に指定されている家電の引き取りが可能。
アップル引越センター
不用品買取&引取サービスを提供しており、家電や家具など幅広く有料引取可能。

※全て料金は要見積もり

不用品回収業者

不用品回収業者に依頼して、不用品をまとめて処分する方法もあります。
一般的に、不用品回収業者は手配するトラックの大きさによって料金が変動する場合が多く、不用品の量が少なければ料金を多少抑えられます。

不用品が大量にある場合は、自治体に粗大ごみの手数料を支払って大量処分するよりも料金が安くなるケースも考えられます。

まとめ

  • 概ね30cm四方以上の不用品は粗大ごみとして扱われる自治体が多く、それ以下のサイズのものは自治体ごとのルールに従って一般ごみとして処分するのが原則
  • 買い取りが難しい家具や家電は、自治体に粗大ごみとして回収してもらうのが一般的。自治体によって粗大ごみ回収の手数料は異なるため、お住まいの自治体が運営しているウェブサイトで確認してみよう
  • エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビの4つの家電については「家電リサイクル法」の対象であり、手数料を支払って処分する必要がある
  • 服などの繊維製品は「燃えるごみの日」にまとめて出すのが一般的
  • 本は自治体の資源回収日に資源ごみとして廃棄しよう
  • 不用品の処分業者には自治体や引越し業者、不用品回収業者がある。原則として自治体にごみとして処分してもらうのが最も低コスト
  • 不用品の種類や状態によっては、リサイクルショップ、引越し業者、フリマアプリやオークションサイトなどで買い取ってもらえる場合もある

引越しの際に大量に出る不用品は、種類別に適切な方法で処分しましょう。
場合によっては買い取りも検討しながら、コストを抑えて処分することが大切です。