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引越しでベッドは業者に頼める?自分で運ぶ?ケース別の費用を解説

更新日:2023/06/27

引越しでベッドは業者に頼める?自分で運ぶ?ケース別の費用を解説

大型家具のひとつであるベッドは、引越しのときに新居に運べるのか不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

引越しでベッドを運ぶ場合は、解体して小さなサイズにした状態で運ぶのが一般的です。

そこで今回は、引越しのときにベッドの運搬を業者に頼めるのかどうか、自分で運ぶ場合との費用の違いなどについて詳しく解説します。

引越しでベッドを運ぶことはできる?

結論からいえば、引越しのときにベッドを運ぶことは可能です。

ただし、そのまま新居に運び入れることは難しいため、引越しの前までに「運搬しやすいサイズに解体できるかどうか」「引越し先にベッドを設置する場所があるか」「旧居から運び出すことができるか」を確認しておく必要があります。

持ち運びに適したサイズに解体できれば、引越し業者のトラックに積み込むことが可能になるため、引越し先に運び入れて再度組み立てを行い、これまで通り使い続けられます。

ベッドは解体して引越しする

ベッドは解体して引越しする

前述のように、引越し先にベッドを運搬したい場合は事前に解体しておく必要があります。

ベッドを解体するにあたって六角レンチやドライバー、軍手等の道具を用意しておく必要があるため、事前に揃っているか確認しておくことも大切です。

ここからは、ベッドの解体に必要な道具と解体手順、新居での組み立て方法について解説します。

解体で用意するもの

ベッドを解体するにあたって用意しておく必要がある道具としては、以下のものが挙げられます。

  • 六角レンチ
  • ドライバー
  • 解体したネジを保管しておくための袋
  • 作業用の軍手

これらはホームセンターや100円ショップなどで入手できるので、作業前に購入しておきましょう。

仮に軍手がなくても作業を行うことは可能ですが、安全のために用意しておくことをおすすめします。

また、ネジを保管する袋がないと解体した後のネジを紛失してしまう可能性があります。

新居で組み立てられなくなってしまうトラブルを防ぐためにも必ず用意しておきましょう。

解体のしかた

準備が完了したら、以下の手順で解体を進めていきましょう。

  1. ベッドを解体するにあたって作業スペースを広く取り、まずは布団やシーツ、マットレスを全て外し、作業の妨げにならない場所へ避けておきましょう。
  2. 続いて用意した軍手を着用してから、ベッドの床板となっているすのこ等の部品を取り外します。
  3. 床板が外れたら、ヘッドボードやフレーム、脚などのパーツを一つずつ分解していきます。
  4. フレームは金属製の金具などが取り付けられている場合が多いため、必要に応じてドライバーなどを使いながら外していきます。
  5. 全てのパーツが外れ、自宅から搬出できるサイズになったら解体は完了です。

組み立てのしかた

解体済みのベッドを新居に運び入れたら、まずは分解した部品が全て揃っているかどうかを確認しましょう。

また、運搬時に傷などがついていないかどうかをチェックして、問題がなければ設置場所で組み立て作業を開始します。

組み立ては解体と反対の手順で進めていくため、解体するときに写真などで手順を保存しておくと便利です。

自分でベッドを運ぶときの注意点

自分でベッドを運ぶときは、使っているベッドが解体可能なタイプのものかどうかをまず確認しましょう。

その上で、部屋の間取りで搬入可能なサイズや引越し先の搬入口のサイズなどをあらかじめ調べておくことが大切です。

自宅から搬出できたとしても引越し先に搬入できなければ立ち往生してしまうので、引越し元と引越し先の両方を確認することが大切です。

また、ベッドを移動させるときに壁紙や床などを傷つけてしまうと、原状回復費用を請求されてしまう可能性もあります。

傷つけないように床に段ボールを敷くなど、慎重に運ぶように意識することが重要です。

安くベッドを搬送する方法

ベッドを運ぶ方法として以下の方法が考えられます。

  • 自分で運ぶ
  • 引越し業者にベッドの搬送を依頼する
  • 新しいベッドに買い替える

少しでも安くベッドを搬送するのであれば、レンタカーやトラックを手配して自分で運ぶと費用を抑えやすくなります。

ただし、長距離の場合はレンタカーの費用が高額になるため、業者に任せたり買い替えたりしたほうが良いケースもあります。

自分でベッドを運ぶ場合の費用

解体したベッドを自分で運ぶ場合は、解体済みの部品を梱包した後、レンタカーやトラックを手配して新居まで運転して運び入れる流れになります。

あくまでも目安ですが、レンタカーの費用は以下が相場になります。

距離 費用
~10km程度 約15,000円
~30km程度 約20,000円
~350km程度 約60,000円

シングルベッドであれば短距離の引越し、ダブルベッドなら短距離もしくは中距離の引越しであれば、自分でベッドを運んだほうが安くなる可能性が高いといえます。

一方、長距離の運搬になる場合はレンタカーを長時間レンタルしたり距離料金がかかったりすることから費用が高額になりがちであり、引越し業者に依頼したほうが費用は安くなる傾向にあります。

引越し業者がベッドを運ぶ場合の費用

引越し業者にベッドの運搬のみを依頼する場合は、以下の費用をひとつの目安に考えましょう。

ベッドの種類 費用
シングルベッド 16,000~20,000円程度
ダブルベッド 23,000~26,000円程度

ただし移動距離によっても数千円程度差が出てくるため、引越し先の地域との距離を事前にチェックしておくことをおすすめします。

ベッドを買い替える場合の費用

引越し前にベッドを処分し、新居で新しいものに買い替える場合は、どのようなベッドを購入するかによって大きく費用が異なります。

単身者の引越しでシングルベッドを1台買い替えるのであれば、3~5万円程度が相場になるでしょう。

とはいえ、マットレスのグレードやベッドの材質などによって価格には数万~数十万円までの開きがあるため、一概にいくらと言い切ることは難しいといえます。

ベッドを買い替えるのであればあらかじめ予算を決めておき、その予算を引越し費用に含めておくと良いでしょう。

ベッドだけを引越し業者に運んでもらえる?

ベッドだけを引越し業者に運んでもらえる?

結論からいえば、引越し業者にベッドだけを運んでもらうことは可能です。

引越し業者には「小物を自分で梱包・運搬し、大物家具だけを業者が運ぶ」といったプランが用意されているケースも多く、ベッドのみを業者に任せてほかの荷物を自分で運ぶという引越し方法にも対応しています。

また、単身パックにベッドだけを積み込んで運搬するのも手段のひとつです。

分解した状態のベッドを専用コンテナに載せて運んでもらい、ほかの荷物は自分で新居に運搬する方法になります。

大型家具に限定したプランや単身パックは、どの業者も15,000~20,000円前後に設定されていることが多いようです。

まとめ

引越しにあたって、ベッドを運ぶ方法や費用についてお伝えしてきました。

  • 引越しでベッドを運ぶことは可能。ただし、解体してから運ぶ必要がある
  • 解体時は六角レンチやドライバー、解体したネジを保管しておくための袋、作業用の軍手を用意する
  • 自分でベッドを運ぶときは、引越し元と引越し先の搬入口のサイズを確認する
  • 安くベッドを運ぶ方法は、短距離や中距離なら自分で運び、長距離なら業者に頼むのがおすすめ
  • 単身パックなどを利用し、ベッドだけを業者に任せてほかの荷物を自分で運ぶことも可能

引越し先までの距離やベッドのサイズなどによっても必要な費用は変わってくるため、自身の環境においてどの方法が安いのかをよく検討し、ベッドの運び方を決めることが大切です。