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親の車を引越し先に持っていく場合、住所・名義変更は必要?

更新日:2023/06/27

引越しを機に親の所有する車を譲渡されるケースも少なくはありません。車を転居先に持っていくことになった場合、その手続きなどはきちんと行っておく必要があるでしょう。

正式に譲渡されることが明らかになった場合のみ必要

引越しを行う場合、専門の運送業者へと依頼することで引越しは荷物さえまとめればあとは運ぶほうについては自動的に業者が行ってくれますので便利といえます。

しかし、引っ越すための費用をできるだけ抑えておく場合には業者を呼ばずに自分だけまたは助けを借りて共同作業をした上で終わらせ、親の所有する車などを使って荷物を運ぶという場面も想定されます。

その方法を使い引越し先に荷物を運んで持っていくというだけで親に後で返すということであれば、住所変更や名義変更については特に必要とするわけではありません。 免許を持っていれば自分のものだけではなく親や他人の車を使用して運転すること自体は法的に可能です。ですが、検証上の所有者がもしも変更になった場合においては除くということを意識しておく必要はあります。

名義変更の際に必要な書類について

ここで重要となるのは、名義については所有者と使用者が異なっているという場合が想定されます。その場合には車検証に名義についてははっきり明記されていますのでそれを参照しておく必要があります。また仮に親が亡くなってしまって財産として譲り受ける場合においては相続の手続きを必要とすることも留意します。勝手に使用することはできませんので注意を必要とします。

検証上の所有者が変更になる場合には、移転登録の手続きが必要となります。なお、自動車の名義については、所有者と使用者が異なっている場合がありますので、車検証をよくご確認ください。

引用元:各種登録手続きのご案内/自動車の登録関係|北陸信越運輸局・新潟運輸支局

名義を変更する際の書類については、ケースにより異なってくる面がありますので注意を要します。
最初に旧所有者から必要とするものとしては、車検証・譲渡証明書・印鑑証明書・さらには場合によっては住民票または戸籍謄本の写しなどを必要とすることもあります。印鑑証明書については本通で発行日から3ヶ月以内のものという規定があります。

その他の保管場所の証明書などで必要な書類について

旧所有者はおらずに新所有者で必要となるものとしては印鑑証明書と委任状を必要とします。委任状は印鑑が押印されているもののみが有効となっています。また、新保有者と新使用者が異なる場合が想定されますが、その場合には住所を証する住民票などの書面と委任状を必要とします。

他の書類としては保管場所の証明書も必要とします。その場合の証明書については警察署に行って所定の料金を支払うことでもらうことができます。またナンバープレートの番号を変更する場合に希望のナンバーが欲しいという場合には、事前予約を必要とします。引越し先の都道府県単位の自治体の看板局に問い合わせを行い予約をかけておくとできる可能性が高いです。

詳しいことについては、運輸局の窓口へと行って相談したほうが分かりやすく答えてくれますのでそちらのほうが便利といえるでしょう。