引越し前の手続き・準備のやることチェックリスト
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引越しをするときは、新居で水道を使えるように所定の手続きを行う必要があります。
いつまでにどのような手続きをしなければならないのか、気になっているという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、引越しに伴う水道の開栓手続きについて詳しく解説します。
水道は、基本的に手続きをすることなく使用することができます。
ただし、水道料金を支払うための手続きはしなければいけません。
水道料金の支払い手続きは、転入先のポストに入っている「水道使用開始申込書」に必要事項を記入して郵送するだけで完了です。
このとき、立ち会いなどの特別な手続きは必要ありません。
地域によっては郵送ではなく、インターネットや電話、FAXなどで申し込みが可能な場合もあるため、新居の手続き方法を調べてみるとよいでしょう。
蛇口をひねっても水が出ない場合は、まず開栓を行います。
新居で蛇口をひねっても水が出ないときは、自分で開栓ができるか試してみます。
水道メーターが設置されている場所に、パイプ状にダイヤルのような形をした栓があるのでひねってみましょう。
問題なく蛇口から水が出れば、そのまま立ち会い不要で水を使って問題ありません。
料金支払いの手続きだけは忘れずに行いましょう。
水道の開栓には、基本的に立ち合いは必要ありません。
ただし、閉栓の際には、立ち合いが必要になることがあります。
閉栓手続きで立ち合いが必要になるのは、オートロックなど、外から水道のメーターが確認できない構造になっている場合や、使用料金を直接支払う場合です。
立ち合いに来てくれる作業員との予定調整などもあるため、オートロックの物件に住んでいる人は、早めに確認しておきましょう。
水道の開栓にあたって、よくある疑問をまとめました。
手続きは土日に行いたい、電話連絡で水道の開栓手続きをしたい、引越しの何日前までに連絡する必要があるのか、料金の支払方法や旧居の閉栓手続きなど、水道の開栓に関する疑問を一挙解決します。
水道の開栓手続きを土日に受け付けてもらえるかどうかは、地域によって異なります。
一例として、東京都の場合は土曜は対応可能、日曜日と祝日は対応不可です。
引越し先の自治体で土日祝の手続きが可能かどうかを事前に調べておくと、慌てずに水道開栓の準備ができるのでおすすめです。
一部の自治体では、電話連絡でも水道の開栓手続きが可能な場合があります。
例えば神奈川県横浜市では、電話・FAX・インターネットによる開栓・閉栓手続きが可能です。
自治体によって対応している手続き方法は異なるため、こちらも事前に調べておくとよいでしょう。
参照元:水道の使用開始・中止に伴う手続き
水道の開栓手続きは、当日申し込んでも対応可能な場合もありますが、FAXによる申し込みであれば、3日前までの受け付けが必須などの規定が設けられていることもあります。
繁忙期で水道局になかなか電話がつながらないなどのトラブルも考えられるため、引越し先の自治体や水道局などのWebサイトを確認の上、引越しが決まり次第できるだけ早めに手続きを行うことが大切です。
水道料金の支払い方法は、コンビニ払いや口座引き落とし、クレジットカード決済などに対応していることが多いようです。
自治体によって異なるため、事前に希望の支払方法に対応しているかどうか確認しておきましょう。
尚、口座引き落としやクレジットカード決済は事前の申し込みが必須になっていることも多いため、希望する場合は余裕をもった手続きをおすすめします。
旧居の水道の閉栓手続きは、遅くとも引越しの3日前までに電話やWebサイトを通じて申し込む必要があります。
閉栓が行われないままだと引越し後も基本料金の請求が続いてしまう可能性があったり、賃貸であれば別の人が入居したときに不都合があったりするおそれがあるため、必ず閉栓手続きを行うことが重要です。
そのほかにも、引越しにあたって電気やガスの開始・終了手続きが必要になります。
一部のガス会社では電気とガスをまとめて提供している場合もあるため、このような業者と契約するのであれば、Webサイトや電話などでまとめて電気とガスの開始手続きができます。
電気とガスを別々の業者で契約するのであれば、それぞれの業者で開始手続きが必要になるので、漏れがないように注意しましょう。
現在お使いのガス会社や電力会社と継続して契約する場合は、開始と終了の手続きを同時に行えますが、引越しを機に変更する場合は個別に終了手続きを忘れずに行う必要があります。
忘れると引越し後も基本料金を請求されたり、新居で開始手続きをスムーズに行えなかったりする可能性があるため注意が必要です。
引越しにあたって、水道の開栓手続きの方法などについて解説してきました。
水道は開栓を申し込めば新居で立ち会いを行わなくても使用を開始できます。
開栓手続きは土日に対応している場合としていない場合があるため、事前に引越し先の手続き方法を確認しておきましょう。
ぎりぎりまで手続きを行わずにいると、直前になって慌てる可能性があるため、できるだけ早めに手続きを済ませておくのがポイントです。