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引っ越しの繁忙期の料金はどれくらい?閑散期との比較で解説

更新日:2023/08/07

引っ越しの繁忙期の料金はどれくらい?閑散期との比較で解説

引っ越しは、時期によって料金が異なります。
繁忙期の3〜4月には価格が高くなり、それ以外の時期に比べて1.5〜2倍も変わるのです。

そのため、引っ越しを行う場合には、できるだけ繁忙期を避けたほうが良いでしょう。

この記事では、引っ越しの繁忙期の具体的な料金を、通常期と比較して紹介します。
ぜひ、引っ越し時期を検討する参考にしていただければ幸いです。

引っ越し繁忙期はいつ?

引っ越し繁忙期はいつ

日本では、引っ越しは3月から4月にかけて繁忙期となります。

以下は、国土交通省が発表している、大手引越業者の月別引越件数をグラフにしたものです。

大手引越し事業6者の引越件数
出典:令和2年度における大手引越事業者6者の引越件数

3月〜4月は新学期や新しい会社の入社時期であり、多くの学生や社会人が引っ越しを行います。
これらの時期は特に需要が高く、引っ越し業者の予約が混み合い、物件の入れ替わりも活発になります。

この時期は、それ以外の時期に比べて引っ越しの費用も高く設定されていることが一般的です。
また繁忙期には予約が取りづらくなるため、できるだけ早めに予約を取っておく必要があります。

次の章から、具体的な繁忙期の引っ越し費用を見てみましょう。

繫忙期の引っ越しの費用の目安

繁忙期の引っ越しの費用の目安

繁忙期の引っ越しの費用の目安を見ていきます。
引っ越し費用は、時期の他に距離や人数によって異なります。

この章では、以下のケースで見ていきましょう。

  • 単身の引っ越しの場合
  • 2人の引っ越しの場合
  • 3人の引っ越しの場合

単身の繁忙期の引っ越しの場合

繁忙期通常期上昇率
平均70,000円42,000円約1.7倍
~15km未満44,000円32,400円約1.4倍
~50km未満54,000円35,000円約1.5倍
~200km未満81,000円50,000円約1.6倍
~500km未満115,000円70,000円約1.6倍
500km以上140,000円90,000円約1.6倍
※データ出典:引っ越し費用相場とだいたいの料金目安- 平均見積もり金額はいくらくらい?

以上は、単身者の繁忙期での引っ越しの場合の費用を通常期を比較したものです。

単身者の場合は「荷物多め」「荷物少なめ」で費用が異なりますが、ここでは「荷物多め」で比較しています。
通常期と繁忙期では、約1.6倍の価格の差が出ることが分かります。

2人の引っ越しの場合

繁忙期通常期上昇率
平均100,000円70,000円約1.4倍
~15km未満80,000円60,000円約1.3倍
~50km未満95,000円66,000円約1.4倍
~200km未満145,000円97,000円約1.6倍
~500km未満198,000円139,660円約1.4倍
500km以上300,000円180,000円約1.7倍
※データ出典:引っ越し費用相場とだいたいの料金目安- 平均見積もり金額はいくらくらい?

2人の引っ越しの場合は、以上のような統計となります。

単身の引っ越しに比べてやや上昇率は抑えられていますが、それでもだいたい1.5倍前後は価格が上がることが分かります。

3人の引っ越しの場合

繁忙期通常期上昇率
平均119,900円76,000円約1.6倍
~15km未満100,000円70,000円約1.4倍
~50km未満116,900円80,000円約1.7倍
~200km未満180,000円100,000円約1.8倍
~500km未満259,200円159,750円約1.6倍
500km以上320,000円220,000円約1.5倍
※データ出典:引っ越し費用相場とだいたいの料金目安- 平均見積もり金額はいくらくらい?

3人の引っ越しの場合には、以上のような結果となりました。

こちらは2人の引っ越しに比べても、繁忙期の上昇率がやや高いことが分かります。
例えば、50〜200km未満の場合は通常期と繁忙期で1.8倍も価格に差が出ています。

繁忙期と通常期の料金比較

繁忙期と通常期の料金比較

以上の情報をまとめると、人数別の繁忙期と通常期の料金比較は以下の通りになります。

引っ越し人数繁忙期通常期上昇率
単身70,000円42,000円約1.7倍
2人100,000円70,000円約1.4倍
3人119,900円76,000円約1.6倍
※データ出典:引っ越し費用相場とだいたいの料金目安- 平均見積もり金額はいくらくらい?

上昇率は若干異なるものの、繁忙期と通常期では約1.5倍の価格差が出ていることが分かります。

この理由は、引っ越し繁忙期には需要が高まることで、多くのトラックやスタッフが必要となるためです。
トラックやスタッフの賃金は「固定費」として計算されますが、繁忙期になるとこれらの固定費は価格が上がります。

そのため、通常期に比べて繁忙期は価格が上がるのです。

引っ越し業者別の料金相場の比較

引っ越し業者別の料金相場の比較

それでは次に、引っ越し業者別の料金相場も見てみましょう。

ここでは一覧で比較しやすいよう、単身者の場合でまとめています。

引っ越し業者繁忙期通常期上昇率
アート引越センター115,502円67,200円約1.7倍
サカイ引越センター141,270円69,542円約2倍
アーク引越センター91,382円48,575円約1.9倍
ハート引越センター87,286円53,066円約1.6倍
アリさんマークの引越社122,449円67,593円約1.8倍
※データ出典:提携引っ越し業者一覧 | 引っ越し見積もり一括比較サイト

以上が、引っ越し業者別の料金相場の比較です。
引っ越し業者ごとに大きく差が出ていることが分かります。

例えばハート引越センターの場合は、繁忙期の単身者の引っ越し料金の平均は87,286円です。
アリさんマークの引越社の場合は、122,449円となっています。

これらはサービス内容の差や、人材などのコストの差によって異なります。

また、繁忙期と通常期の費用も大きく異なります。
サカイ引越センターの場合、通常期と繁忙期で約2倍もの差が出ています。

繁忙期に引っ越しをする際には、一括見積を活用して価格を具体的に見ておくと良いでしょう。

まとめ

以上、この記事では引っ越し業者の繁忙期の値段について詳しく見ていきました。

引っ越し人数別の繁忙期の値段と、通常期との差額は以下の通りです。

引っ越し人数繁忙期通常期上昇率
単身70,000円42,000円約1.7倍
2人100,000円70,000円約1.4倍
3人119,900円76,000円約1.6倍

引っ越しをする時期によっては、通常期よりも1.5倍も価格が上がります。
また、引っ越し業者によっては約2倍にもなることがあるため注意が必要です。

引っ越し時期をずらせるようであれば、繁忙期はできるだけ避けた方がよいかもしれません。

この記事を参考に、ぜひ引っ越しの時期を検討してみてください。