ご紹介件数

引越し前の手続き・準備のやることチェックリスト

新着ページ

ご紹介件数

ライフライン(電気・ガス・水道)の引越し手続き期限と方法

更新日:2023/06/27

電気・ガス・水道などライフラインの引越し手続き期限と方法

引越しの際は、電気・ガス・水道のライフラインの引越し手続きも事前に済ませておく必要があります。
しかしどのような手続きを行えばよいのか、手順や期限がわからないといったお悩みを抱えている方も多いでしょう。
そこで今回は、ライフライン(電気・ガス・水道)の引越し手続きの手順や期限、料金などについて詳しく解説します。

ライフラインの引っ越し手続きはいつまでにやるべき?

ライフラインの引っ越し手続きはいつまでにやるべき?

ライフライン(電気・ガス・水道)の手続きは、おおむね1ヵ月前に始めるのがおすすめです。
最短で、停止手続きは3営業日前、開始手続きは1週間前までなら間に合う可能性はありますが、特に引っ越しが増える3月・4月は手続きが混み合うので、なるべく早くに手続きを行うようにしましょう。

<ライフライン別引っ越し手続きの期限>

旧居の停止手続き時期 新居の開始手続き時期
電気 引っ越しの1ヵ月~3営業日前 引っ越しの1ヵ月~1週間前
ガス 引っ越しの1ヵ月~3営業日前 引っ越しの1ヵ月~1週間前
水道 引っ越しの1ヵ月~3営業日前 引っ越し後

旧居の停止手続きが間に合わないと、住んでもいない家の光熱費を支払わなければいけなくなってしまいます。
また新居では、水道以外のライフラインは基本的に手続きをしないと使用できません。
そのため、どちらの手続きも、早めに行う必要があるのです。

電気の手続き方法

電気の手続き方法

電気の引越し手続きは、電話またはウェブサイトから行えます。
電話は混雑している可能性が高いため、インターネット環境がある人はウェブサイトからの申し込みがおすすめです。
電話で手続きを行う場合は、オペレーターの指示に従って必要な情報を口頭で伝えましょう。

停止手続きに必要なもの

  • 検針票(契約者の氏名、お客様番号、供給地点特定番号等)
  • 旧居の住所(電気を止めたい住所)
  • 停止希望日
  • 支払い情報

開始手続きに必要なもの

  • 新居の住所(電気を使いたい住所)
  • 開始希望日
  • 希望の料金プラン

ガスと同時に申し込む場合は開栓の立ち会いが必要ですが、電気のみであれば立ち会いは不要です。
引越し当日の新居で、すぐに電気を使用することができます。

電気の引越し手続きそのものには特に料金はかかりませんが、契約しているプランを変更する場合は、引越し後の基本料金などに変動がある可能性があります。
加えて、基本料金は停止日までの日割りとなり、引越し後に請求されます。

電気の引越し手続き方法は、「電気の引越し手続き|停止から開始までの手順と新電力の手続き方法」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

新電力へ切り替える場合

新電力に乗り換える場合は、乗り換えを希望する電力会社のウェブサイトから新規申し込みを行います。
電気料金をシミュレーションしてから希望のプランを選択し、申し込みフォームから必要事項を入力して切替手続きを完了させましょう。

新電力を利用する際はスマートメーターの取り付けが必要ですが、電力会社が対応するため、利用者の立ち会いなどは特に必要ありません。

ガスの手続き方法

ガスの手続き方法

ガスの手続き方法は、電話またはウェブサイトから申し込みを行うのが一般的です。

電気と同様に、電話は混雑している可能性が高いため、インターネット環境がある人はウェブサイトからの申し込みがおすすめです。
電話を利用する場合は、オペレーターの指示に従って必要な情報を口頭で伝えましょう。

停止手続きに必要なもの

  • 検針票(契約者の氏名、お客様番号等)
  • 旧居の住所(電気を止めたい住所)
  • 停止希望日
  • 支払い情報

開始手続きに必要なもの

  • 新居の住所(電気を使いたい住所)
  • 開始希望日
  • 希望の料金プラン

ガスの引越し手続きそのものには特に料金はかかりませんが、契約しているプランを変更する場合は引越し後の基本料金などに変動がある可能性があります。

電気と同様に基本料金は停止日までの日割りとなり、引越し後に請求されます。

ガスの引越し手続き方法は、「ガスの引越し手続き」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ガスの開栓は立ち会いが必要

ガスの開栓については、使用開始にあたって立ち会いが必要になります。
使用開始予定日のなかで都合のよい時間帯を指定し、当日は必ず自宅にいられる状態にしておきましょう。

引越し作業が長引いたり役所での手続きに時間がかかったりして立ち会いができないと、引越し当日にガスを使えない可能性があります。

水道の手続き方法

水道の手続き方法

水道の手続き方法は自治体によってさまざまですが、電話・ウェブサイト・郵送・FAXなどの方法が一般的です。
なかにはLINEを利用した申し込みに対応している場合もあります。

電気・ガスの手続きと同様に、電話は混雑している可能性が高いため、インターネット環境がある人はウェブサイトからの申し込みがおすすめです。
電話を利用する場合は、オペレーターの指示に従って必要な情報を口頭で伝えましょう。

停止手続きに必要なもの

  • 検針票(契約者の氏名、お客様番号等)
  • 旧居の住所(電気を止めたい住所)
  • 停止希望日
  • 支払い情報

開始手続きに必要なもの

  • 新居に届いている申込み票

水道は、賃貸物件に引っ越しする場合、開始手続きを行わなくてもそのまま使用できることが多いです。
手続きを行うことで、支払い方法を指定することができます。
そのまま使用できるからといって手続きをしないままでいると「料金未払い」ということになりかねないので、引っ越し後には必ず手続きを行いましょう。

水道の手続き方法は「水道の開栓方法|引越しの何日前までに行う?」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

その他のライフラインの手続き方法

その他のライフラインの手続き方法

電気・ガス・水道のほかにも、インターネット・携帯電話・固定電話・転送などその他ライフラインの手続きも行う必要があります。

インターネットの手続き方法

インターネットの移転手続きは、契約している回線業者のウェブサイトから行うのが一般的です。
同じ回線業者を利用し続ける場合は移転手続きだけで済みますが、引越しを機に他社に乗り換える場合は、現在の回線業者を解約した後、乗り換え先の回線業者で新規契約する必要があります。

インターネットの移転手続きは、工事費用として10,000円程度かかる場合が多いようです。
回線業者や引越し先のネットワーク環境などによっても大きく異なるため、事前に料金を調べておきましょう。

インターネットの手続きは、遅くとも1週間前までには済ませておくことをおすすめします。

インターネットの引越し移転手続き」では、手続き方法について詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

携帯電話(スマートフォン)の手続き方法

引越しの際は、携帯電話(スマートフォン)の契約住所変更手続きを忘れずに行いましょう。
携帯電話自体の設定変更などは必要ありませんが、契約している通信会社の住所変更を行っておかなければ、大切なお知らせなどが自宅に届かなくなってしまう可能性があります。

手続きは各通信会社の店舗や電話、ウェブサイトから行えます。
住所変更には料金はかかりません。

手続き期限はありませんが、新居へ引越してすぐに手続きを行うことをおすすめします。

携帯電話の住所変更手続き」では、手続き方法について詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

固定電話の手続き方法

固定電話の引越し手続きは、以下の3パターンがあります。

  • 同一市区町村で引越しする場合
  • 同一のNTTエリア内で別市区町村に引越しする場合
  • 異なるNTTエリアに引越しする場合

申し込みは固定電話・携帯電話やスマートフォン・インターネットの3つのうちいずれかから可能です。
料金は移転工事費として2,200円〜11,330円程度かかることが多いようです。

期限は特に設定されていませんが、早めに申し込んでおかなければ引越しが完了した日に固定電話を使えない可能性があります。
遅くとも1週間前には手続きを済ませておきましょう。

固定電話を引越しする際のNTTの移転手続き」では、手続き方法について詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

郵便局での手続き方法

郵便局では、転送手続きを行うことで、旧居の自分宛の郵便物を新居に転送してもらうことができます。
郵便局に足を運んで必要書類を記入する方法もありますが、郵便局が提供している「e転居」というウェブサービスを利用すると手続きが簡単です。

e転居を使うと、引越し先と転送開始日を指定するだけで、自宅にいながら転送手続きを完了できます。
申し込みの期限は特に設定されていませんが、手続きをしてから反映されるまでに1週間ほどかかるので、引っ越しの1週間前までに済ませておくのがおすすめです。

「前住んでいた人の郵便物が届きます。どうしたらいいですか?」では郵便物の転送手続きについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ライフラインの引越し手続きでよくある質問

ライフラインの引越し手続きでよくある質問

ここでは、ライフラインの引越し手続きでよくある質問について解説します。

手続きを忘れて引越し当日になってしまった場合どうすればいい?

手続きを忘れて引越し当日になってしまった場合は、できるだけ早く該当のライフラインの窓口に電話をしましょう。

開始手続きの場合は、作業員に空きが出ている時期であれば、すぐに対応してもらえる可能性があります。
作業員が埋まってしまっているようなら、ライフラインを使えるようになるまでに数日かかることも考えられます。
その場合には、実家に帰る・ホテルをとるなど、使えるようになるまでの対処法を考えておくとよいでしょう。

停止手続きは、忘れたままになっているとその分長く基本料金を請求されてしまうので、くれぐれも忘れずに手続きを済ませることが大切です。

ガスの閉栓・開栓の手続きや立ち会いは土日でもできる?

ガスの閉栓・開栓の手続きや立ち会いは、原則として土日祝を問わずに年中無休で可能です。
引越し日に合わせて都合のよい日程で依頼しましょう。

ただし、インターネットや電話など、ガス以外のライフラインに関しては、土日祝日などは休日料金が加算される可能性があります。

引越しをしたときの利用料金はどうなるの?

引越しをしたときの利用料金は、基本料金を旧居で利用していた日数で日割りした金額の請求が新居に届きます。

新居で利用開始した分の利用料金は、新しい電気プランの基本料金を次回の検針まで新居で利用した日数で日割りした金額の請求が届くことになります。

ライフライン以外に必要な引越し手続き

ライフライン以外に必要な引越し手続きは、住んでいる場所や家族構成、職業など人によって異なりますが、一例として下記のようなものがあります。

  • 賃貸物件の解約手続き
  • 転出入届の提出
  • 転校手続き
  • 駐車場の解約手続き
  • ペットの住所変更
  • 火災保険の住所変更
  • 国民健康保険の資格喪失手続き
  • 印鑑登録の抹消
  • 原付自転車の廃車手続き
  • 児童手当の住所変更手続き
  • マイナンバーの住所変更

引っ越しで必要な手続きは、「引越し前の手続き・準備のやることチェックリスト」でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

  • ライフライン(電気・ガス・水道)の手続きは、電気とガスが3営業日前までとなっている。水道は特に設定されていないが、どのライフラインもできるだけ早めの手続きが重要
  • インターネットや固定電話、郵便局など、その他のライフラインも忘れずに手続きをしておこう
  • 手続きを忘れて当日になってしまったときは、できるだけ早く各ライフラインの窓口に電話をすることが大切。場合によっては当日対応できることもある
  • 引越ししたときの利用料金は、基本的に旧居で利用した日数の日割りになる
  • 引越しにはライフライン以外にもさまざまな手続きがある。一つひとつリストアップして抜け漏れのないように完了しよう

新居に引越した当日からライフラインをスムーズに利用するためにも、各種手続きはできるだけ早めに済ませておくことが大切です。
当日になって忘れていたと慌てることがないように、必要な手続きを事前に確認しておきましょう。