引っ越し見積もりを安くするコツ
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「引越し費用が高くつきそう…安く引越しできる方法はないかな」
「引越し業者の見積もりが予算オーバーした。もっと安い料金に抑えられないの?」
…といった悩みをお持ちではありませんか?
引越し料金は数万円~数十万円かかる大きな出費です。
そのため、なるべく値段を抑えたいと考える人も少なくありませんよね。
このページでは、そんな皆さんのために「引越し見積もり・費用を安くする7つの裏ワザ」を紹介していきます。
少しの工夫で大きなお金を節約できる可能性もあるため、ぜひこの記事の内容を実践してみてください。
目次
基本的に、引越し業者の代金は「荷物の量」「移動距離」「人件費」「オプション金額」といった費用を合計して決まります。
依頼者の荷物が「多い・少ない」こと、旧居から新居までの距離が「長い・短い」ことなどから、引越し業者が手配するスタッフの人数やトラックのサイズ、確保する作業時間が変わってくるためです。
上記に加え、引越し業者が行う作業に、荷物の搬入出と運搬以外のものが発生するか否かも料金に影響します。
たとえば、荷物の梱包やエアコンの脱着、不用品処分などのオプション項目がある場合は、サービスの追加料金として請求されます。
また、料金が決まるもう1つの重要な要素として、引越し業者への依頼が集中する時期かどうか、というポイントがあります。
多くの引越しの依頼がある3月~4月(引越しの繁忙期)の料金は、通常期に比べて2倍近くまで相場が高騰するので覚えておきましょう。
これら、「荷物の量」「移動距離」「人件費」「オプション金額」「引越し時期」等の、それぞれを安くできれば、トータルの引越し料金を抑えることができます。
以下で、これら費用を抑えるための7つの裏技を紹介していきます。
引越しの依頼時期には大きく分けて、「繁忙期」と「通常期(閑散期)」の2つがあります。
新年度の始まりなどで引越し希望者が最も集中する3月~4月が繁忙期、それ以外の時期は通常期と呼ばれます。
引越し料金は、引越しをする人が多い日は高く、引越しをする人が少ない日には安い価格設定がされます。
したがって、全く同じ内容(荷物の量、移動距離など)の引越しをしたとしても、希望者が多い繁忙期は料金が高くなります。
以下は、当社が調査した時期ごとの引越し相場表です。
<時期別の引越し料金相場>
引越し種別 | 通常期(5月~2月) | 繁忙期(3月、4月) |
---|---|---|
単身者の引越し | 35,205円 | 55,000円 |
家族の引越し | 75,000円 | 110,000円 |
この調査で、繁忙期と通常期の相場を比較すると、家族人数に関わらず10,000円以上も金額に開きがあることがわかりました。
引越しの条件によっては、2倍近くも金額が開くケースもあります。
また、追加調査によれば、通常期においても引越しする月や曜日によって、料金が安い時期があることが判明しています。
料金相場が安い月 | 12月、1月 |
---|---|
相場が安い曜日 | 水曜日 |
月のなかで相場が安い時期 | 月の上旬~中旬 |
このように、曜日や月の前後半によっても金額に影響がでるため、日程を自由に選べる状況にある場合には安い時期を選びましょう。
一部の引越し業者では、「一人暮らし」や「同棲」といった引越しの形式ごとに最適なパックやプランを用意しています。
例えば、荷物の少ないひとり暮らしの人には、「単身引越しパック」と呼ばれる格安サービスがおすすめです。
通常の引越しでは車両を1台貸しきる形で荷物を運搬しますが、単身引越しパックでは複数人の荷物を1台のトラックに混載することで、1人あたりにかかる輸送料金が安くなります。
このように、自分の引越しに合ったパック・プラン利用する事で、見積もり料金を安くできる場合があります。
見積もりの際に引越し業者に相談・ヒアリングすることで、最適なパック・プランを提案してもらいましょう。
引越し料金には「人件費」や「燃料費」が含まれており、中でも人件費は一人につき1日10,000円(半日で5,000円)程度の料金がかかります。
レンタカーを借りて自力で引越しできれば、人件費・燃料費を浮かすことができるので、業者に依頼するよりも安くなる場合があります。
ただし、レンタカーを使っての引越しで注意しなければならないのは、すべての引越しで料金が安くなるわけではない、ということです。
以下の表は、当サイトがレンタカーと引越し業者に依頼した場合にかかる料金を、距離別にシミュレーションした結果です。
<引越し方法別の料金シミュレーション>
移動距離 | レンタカー | 引越し業者 |
---|---|---|
10kmの引越し | 15,262円 | 24,850円 |
30kmの引越し | 19,814円 | 24,850円 |
340kmの引越し | 58,664円 | 58,314円 |
※単身者の引越し料金を想定しています
料金シミュレーションでは、近距離引越しであればレンタカーを借りて引越しをしたほうが安いですが、長距離の引越しでは引越し業者の料金が安くなりました。
また、レンタカーで引越しする場合には当然、荷物に対しての運送保険もなく、自分で運転して荷物を運ぶ労力も必要になります。
それらの内容を含めたうえで、どちらの方法で引越しをするのが最良なのかを検討しましょう。
「フリー便」とは引越し作業の開始時間を指定しないことで、安い料金設定をもらうことができる依頼方法です。
引越し業者は1日に複数の引越し案件をこなすため、時間指定をすると予定を拘束することになりますが、フリー便では引越し会社側が自分たちの都合に合わせて作業ができます。
そのため、開始時間の指定を行うよりも安い価格設定をもらえるというカラクリになっています。
ただし、業者のスケジュールによってはフリー便の割り当てが難しい場合があることと、時間指定をしないと早朝や深夜の作業開始となるかもしれない点には注意が必要です。
引越しの値段を安くするための、最も手っ取り早い方法は荷物の量を少なくすることです。
わかりやすく極端な例をあげると、 ダンボール1個とダンボール1,000個を運ぶ場合を比べた場合、運送に必要な人員や作業時間といった全てにおいてダンボール1個のほうが少なく済むため、引越しの値段も安くなるというわけです。
引越しを機にばっさりと不用品の処分を行ったり、新しい家具や家電は新居に移ってから買い揃える、という手段をとるのもおすすめです。
不用品をリサイクルショップで買い取ってもらえれば、引越し費用の足しにすることができます。
リサイクルショップでは主に、以下の品目が買取の対象になります。
多くのリサイクルショップで、家具や家電製品は購入から10年以内のモデルを査定対象としているため、「売れない」と思う前に査定に出してみるのがおすすめです。
また、引越し準備に忙しい人は、「出張買取」や「宅配買取」を行っているサービスを利用するのが良いでしょう。
格安で引越しをしたい場合、複数の引越し業者から
「相見積もり」をとることで、一番安い引越し業者を見つけることができます。
当「引越し価格ガイド」の一括見積もりサービスで依頼をすると、引越し業者は「他の業者より安い見積もりを出して契約を取ろう!」と値引きした金額にしてくれるので、相見積もりが簡単に行えます。
条件によっては見積もり金額の最低額が、最高額より50%も安くなるケースもあるため、費用を抑えたいという方はぜひご利用ください。
加えて、相見積もりを取ることで引越し業者との料金交渉が円滑に進むというメリットもあります。
今回紹介した、引っ越し見積もりや費用を安くする裏技は以下の通りです。
引越し業者の見積もりには定価がありませんので、様々な工夫をすることで費用を抑えることができます。
また、受け取った見積もりが適正価格かどうか確かめたり、事前に費用の概算を確認したりしたいという人は、「引っ越し見積もりシミュレーション」がおすすめです。
移動距離や荷物量など引越し条件を入力するだけで、自分の引っ越し費用の概算を計算してくれます。
紹介した裏ワザや、計算した概算料金の情報などを駆使して、格安の料金での引越しを実現してみてください!