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お洒落なイメージが印象的なヨーロッパを代表する国、イタリア。近年はグローバル化の風潮も手伝い、現地にて居住を構えたいと考える日本人も増えてきています。今回は、そんなイタリアにおける賃貸の特徴をまとめました。家探しの際や、また住み始めてはみたものの、なかなかしっくりこないと言う人はぜひ役立ててみて下さい。
短期間の居住を手軽に行う上で便利な存在となる賃貸住宅ですが、イタリアにおいては残念ながらあまり展開されていません。物件を探すとしても、ほとんどは売家としての展開であるため、日本における賃貸利用のような、抑えめの費用で利用できるケースは稀と言えます。
万が一見つかったとしても、家賃はかなり高い設定となっていることが少なくありません。イタリア人の年収から考えると、総額の半分以上を賃貸費用に費やさなくてはならない程となっているため、賃貸とは言え、イタリアに関しては決してお得とは言えない住み方なのです。
まず一つに、モノロカーレです。これは日本で言う所のワンルームにあたるタイプであり、一人暮らしや短期居住に適した間取りと言えます。しかし前述の通り、面積が狭いにもかかわらず家賃は割高であるケースが少なくありません。
次に、ファミリータイプです。その名の通り、家族での居住に適した複数の部屋を有する広めのタイプです。家賃はもちろんモノロカーレより高めとなりますが、シェアハウスとしての住み方にも適しているため、友達同士で住むのであればお得に借りることができます。
また、イタリアでは間借による物件提供も多く見られます。もっとも経済的な住み方となっており、予算の少ない移住者には嬉しいタイプと言えるでしょう。しかし生活スペースはもちろん大家と共有する形となるため、落ち着きのある暮らし方とは言えません。
最後にホームステイです。生活を送るスペースに加え、食事や家事洗濯と言った面をサポートしてもらえるケースも少なくありません。しかしその分、家賃は間借よりも割高になりやすいです。
イタリアにおける法律では、家を賃貸利用する人に嬉しい決まり事が少なくありません。例えば、税金や共益費と言った、主となる家賃以外の面です。日本では基本的に利用する側の負担となり、すこし面倒な存在にも感じられますが、イタリアでは大家と折半、もしくは大家側が全額負担と言った形がほとんどです。さらには契約更新も一般的に4年に一度となっているため、更新料負担が日本より少なく済みます。
次に、家賃滞納に比較的厳しくない点です。当然のことながら、日本では家賃滞納が発生するとすぐにでも請求が行われます。
個人展開、中小系不動産が運営している親身な対応が特長的な物件であっても、1、2ヶ月もするとやはり厳しく請求されてしまいます。ところがイタリアの場合、国民性も関係しているのか、利用者は催促されても何かにつけて言い訳を考え、なかなか払わないので、2、3ヶ月に一回程度の支払いが一般的ともなっているそうです。そのため万が一何らかの事情で滞納を余儀なくされてしまっても、厳しい請求をいきなりされると言った形は珍しいと言えます。
歴史が色濃く残り、またセンスに富んだお洒落な街並が魅力的なイタリアですが、このように、抑えた費用のもと賃貸住宅を利用して手軽に住むことは、少し難しい国でもあります。そのため、あらかじめ予算を多めに用意しておき、余裕を持った移住生活が送れるよう工夫しておくことが重要となります。居住者には優しい対応面も特長的に見られるので、金銭面の工夫次第では、満足感のある生活へ繋げることができるでしょう。